
企業の販促、イベントの来場記念、店舗でのプレゼントなどなど
ノベルティを活用するシーンはさまざまです。
ただ、せっかく配っても「結局使われない」「印象に残らなかった」という経験をしたことはないでしょうか?
実際、多くの人がもらっているノベルティの中には、「あっても困らないけど、別になくてもいい」と感じられてしまうものも少なくありません。
では、どうすれば“もらってうれしい”ノベルティになるのか?
今回は、ノベルティ選びで失敗しないための考え方と、相手に本当に喜ばれるための工夫をお伝えします。
ノベルティは「記憶に残る接点」
まず大前提として、ノベルティの目的は「モノを渡すこと」ではなく、相手に自社やブランドを思い出してもらうことです。

名刺やチラシと違って、“実際に手に取り、使ってもらえる”のがノベルティの強み。
だからこそ、相手にとって意味のあるアイテムであることが、非常に重要になります。
「なんとなく余った予算で適当なものを選ぶ」
「毎年これを配っているから今年も同じでいいや」
そんな発想で作られたノベルティは、もらう側にもそれが伝わってしまいます。
喜ばれるノベルティには“共通点”がある

ノベルティで好印象を持たれるために、大切なのは以下の3つの視点です。
1. 実用性があること
一番よく言われるのが、「使えるかどうか」。
とくに日常生活で出番の多いアイテム(たとえばハンドタオル、ウェットティッシュ、スマホスタンドなど)は、もらった人が自然と使ってくれる可能性が高くなります。
使うたびにロゴや会社名が目に入るので、ブランドの記憶にも残りやすいというメリットがあります。
2. サイズとデザインの“ちょうどよさ”
ノベルティは持ち帰ってもらうものなので、コンパクトでかさばらないことも重要です。
また、「いかにもノベルティ」ではない、ちょっとおしゃれなデザインにするだけでも、受け取る人の反応はぐっと良くなります。
配る相手の年齢層や好みに合わせて、色・形・素材を選ぶことも喜ばれるポイントです。
3. 「想定外だけど便利」が印象に残る

たとえばエコバッグは定番ですが、
「小さく折りたためてキーホルダーになる」
「抗菌・抗ウイルス仕様」など、
ちょっとした機能性があると「おっ、これいいね」と感じてもらえます。
「これ、意外と使えるね」と思ってもらえるようなアイテムこそが、記憶に残るノベルティ”になるのです。
まとめ

ノベルティは、企業やサービスが「自分たちを思い出してもらう」ためのツールです。
•実用性があるか
•持ちやすいか
•意外性があるか
•相手の気持ちに寄りそっているか
これらをふまえて選んだノベルティは、「この会社、なんかいいな」と思ってもらえる小さなきっかけ=記憶に残る“接点”になります。
誰にでも喜ばれるものはありませんが、
“あなたの大事なお客様”に喜ばれるものなら、きっと見つけられるはずです。